亡くなった人の証券口座を調べる方法
1 調べる方法は大きく分けて二つあります
被相続人がお亡くなりになった後、相続手続きのために被相続人が有していた証券口座を把握する必要があります。
ただし、被相続人が生前に、相続人に対し、すべての証券口座の情報を共有しているとは限らないため、相続人の方で被相続人がどこの証券会社に口座を有しているかを調べる必要があります。
そして、証券口座を特定する方法として、大きく分けて、①自力で手がかりを見つけて、証券口座を調べる方法と、②専門機関に一括照会を行う方法の2つがあります。
2 自力で手がかりを見つけて、証券口座を調べる
被相続人の遺品や被相続人宛の郵便物や身の回りのものから、証券口座を確認することができます。
まずは、証券会社から被相続人宛に「取引報告書」や「収支報告書」、「配当金の支払い通知書」が郵便物として届いていないか確認します。
だいたい、1月や、5月~6月に届くことが多いので、その時期の郵便物はよく調べた方が良いです。
郵便物以外の手段として、被相続人の銀行口座の通帳や履歴を確認するという方法もあります。
通帳などの証券会社への振込履歴や証券会社への入金履歴がないかを確認する方法で、〇〇証券といった会社名が印字・記載されていることが多いです。
上記の方法がメジャーですが、最近は電子のみのやり取りも増えており、郵便物が一切ない場合や、紙の通帳がない場合もあります。
その場合は被相続人のスマホやPCに証券会社や銀行アプリやブラウザに証券会社ログイン履歴がないか、メールに手がかりはないかを調べる必要があります。
3 専門機関に一括照会を行う
現在は、アプリなどで電子でのやり取りで完結する場合が多くなっているので、自力で手がかりを探すことが非常に難しくなっています。
そこで、もう一つの方法として、専門機関である証券保管振替機構(通称「ほふり」)に照会をかける方法もあります。
参考リンク:証券保管振替機構・登録済加入者情報の開示請求
法定相続人であれば、口座の照会は可能です。
照会のために戸籍謄本や、請求者の本人確認書類、印鑑登録証明書などを用意する必要があります。
電子のやりとりが増え、手がかりとなる資料が見つけにくくなっているため、「ほふり」への照会が亡くなった人の証券口座を調べる方法としては確実であり、手間も少ないと思われます。






























